個別相談事例です。
個別相談事例
【8月6日 岡山県在住40代男性 飲食店経営】
本人の承諾を得て、シェアします。
今加入している保険、投信の見直し依頼で個別相談
本日は、保険の方について事例紹介です。
最近、多くの方が加入されている個人年金保険。
経営者様はこちらのある保険会社の商品へ加入
40歳加入で返礼率104.9%の商品であると言う事がわかります。
※加入時によるため実際は証券確認で細かな詳細確認が必要です。
返戻率わからない方の為に簡単に説明致します。
(返戻率)とは、支払った保険料総額に対して、将来に受け取る金額の事
つまり、100万円を支払って110万円受け取れるものは返戻率が110%となります。
(ココだけ聞くと、銀行金利より高くて素敵な商品に見えますね。)
今回の経営者様の加入商品は、104.9% (360万払込→377万9千円)ということです。
個別相談では、この商品の加入目的についてヒアリング。
(加入目的とかってあったりするんでしょうか?)
本人様の目的は、
付き合いの気持ちが50%
個人事業主の為、未来の年金の足し感覚50%
との事。
やはり人間関係あっての社会人ですので、そこに口を出すことはできませんが、
ただ未来受け取れる年金としては、減ってしまう事を説明。
物価上昇(物の価値が上がる)により、相対的にお金の価値が下がる
インフレーションについて説明致しました。
インフレーションの概念を取り入れることで、この商品は年金額が額面377万9千円としても、
その時、物価は今と同じではないと言うことです。
ここでは、日本政府がインフレ2%に設定していますので、そちらで考えてみようと思います。
2%物価が上がることを想定すると、
20年後→物価上昇率40%
30年後→物価上昇率60%
そこを踏まえて年金保険で考えると、
20年後→360万払い込んで504万円
30年後→360万払い込んで576万円
ここまでの額面になっていなければ、インフレ負けの可能性ありということですね!
今回の加入商品が未来の年金目的であれば適していない事は一目瞭然です。
個別相談では、最適なソリューションを提案致しました!
喜んで頂けたら幸いです!